1. まず、Reasoning Webを表示します。画面上のツールバーの「RW」と書かれたボタンを押すとReasoning Webが表示されます。
メニューバーの「RW」→「Open reasoning web」や、Crtl+Rでも表示できます。
2.次のような画面が表示されます。
画面表示について説明します。
左の画面(赤枠)をElementViewPanelと呼びます。ElementViewPanelの上が現在リンクを張られているregionの一覧、下が、左画面、あるいは右画面で選択されたregionがリンクを持っているregionの一覧です。
右画面(緑枠)をLinkViewPanelと呼びます。LinkViewPanelは、矩形がregion、矢印がconnection、およびそれに付随するExplanatoryNoteを指します。矢印は、sourceからtargetに向かって伸びています。
Reasoning Webを表示したときは、すべてのregionが一か所に固まって表示されている(図のように)のでドラッグアンドドロップによるregionの移動が必要になります。
1. regionの操作
1.1. 矩形(region)の位置変更と選択
まず、LinkViewPanelに表示されているregionの位置は、ドラッグアンドドロップで変更できます。これによりregionを見やすい位置に配置可能となります。
ElementViewPanelの上側のリスト、あるいはLinkViewPanelの矩形を左クリックすると、regionが選択され、LinkViewPanelの選択されたregionが赤色で表示され、ElementViewPanelも更新されます。LinkViewPanelの矩形をダブルクリック、またはregion選択後、画面左上の「Element View」をクリックすると、regionが別ウィンドウに表示されます
1.2. 名前の変更
LinkViewPanelでregionを右クリックすると、「rename」と表示されますので、選択すると、regionの表示(デフォルトではregionのURI)を変更することができます。
2.connectionの操作
2.1. connectionの選択
1. で行った作業を右画面の矢印に対して行うと、connection を選択します。ただし、この場合、ElementViewPanelの上部は変化せず、下部は空欄となります。ダブルクリックまたは選択後に「Element View」をクリックすると、1.と同じく、connectionが別ウィンドウに表示されます。また、この場合は、矢印を右クリックした後、「show」を選択しても表示されます。
2.2.
connectionの削除
LinkViewPanelで矢印を右クリックします。
「delete」を選択すると、確認のためのダイアログが表示されますので、「OK」を選択すると、Connectionが削除されます。
3. 背景画像の設定
Reasoning Webでは、LinkViewPanelの背景画像を設定できます。用途は特に限定しませんが、例えば年表などを背景に設定する利用法が考えられます。
3.1.
メニューバーの「image」→「set background image」で、ダイアログが表示されますので、画像ファイルを指定してください。
3.2.
先ほど「image」を選択したときに表示されていた「set visibility」は、透明度を設定するときに使用します。数値が小さいほど透明度は高くなります。
3.3.
背景画像のパスの設定は、メイン画面(起動時に表示される画面)の、ディレクトリパスの設定で行えます。ディレクトリパスの設定については、1.
初期設定を参照してください。
3.DesktopViewについて
ツールバーの「Desktop」を選択すると、DesktopViewモードになります。このモードについては、3.イメージサーチを参照してください。